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内装材トレンド2026|注目のデザインと素材
デザイナーが知っておくべき、今年の「素材選び」の潮流とフライドラー社の最前線
インテリアデザインの世界では、素材そのものが「デザインの言語」になりつつあります。 かつては仕上げの一手段にすぎなかった内装材が、今や空間のコンセプトを決定づける主役へと変化しました。 2026年、その潮流はさらに加速しています。
本記事では、デザイナーとして押さえておくべき内装材トレンド2026を、 130年以上の歴史を誇るフライドラー社のプロダクトラインを軸に解説します。 素材の進化がデザインにどのような可能性をもたらすのか、ぜひ最後までご覧ください。
なぜ今、「内装材」がデザインの核心になるのか
建築・内装の世界において、2020年代は「素材の再評価」とも呼ぶべき時代です。 かつてデザインの主役は形やレイアウトでしたが、現在はその空間を構成する素材そのものへの関心が急速に高まっています。
背景にあるのは、利用者の感覚の精緻化です。SNSの普及により、空間の「質感」は写真や動画で伝わる時代になりました。 ざらりとしたコンクリート調の壁、温かみのある木目、柔らかな光を受けるマットな表面—— こうした素材のディテールが、空間体験の印象を決定づけるようになっています。
さらに、サステナビリティ・メンテナンス性・機能性という三つの軸が、 素材選定の新たな基準として定着しました。美しいだけでなく、長く使えて、環境にも配慮された素材を選ぶことが、 デザイナーとしての責任でもあると認識されています。
トレンド① テクスチャーの複雑化——「触覚」が空間を語る時代へ
2026年の内装材トレンドにおいて最も顕著な動きのひとつが、テクスチャー(質感)の複雑化です。 フラットで均一な表面から、凹凸・ざらつき・深みのある表情へ——利用者の「触れたい」という感覚に訴えかける素材への需要が高まっています。
フライドラー社は現在、27種類のテクスチャーを展開しており、 スムースマットからファインウッド、ソフトタッチ、ストーンエフェクトまで、 多彩な触感バリエーションをひとつのブランドで揃えることができます。 これだけのバリエーションを持つメーカーは世界的にも稀であり、 空間ごとに異なる「触覚体験」をデザインしたいプロフェッショナルにとって、唯一無二の選択肢といえます。
特に近年注目されているのが、マット仕上げの需要拡大です。 光沢感のある素材が一世を風靡した時代は終わり、 光を吸収するマットな表面が持つ「落ち着き」や「上質さ」がトレンドの中心に移行しています。 ホテルのラウンジ、医療クリニック、ハイエンドなリテールショップなど、 ラグジュアリーを感じさせる空間において、マット調の内装材はいまや標準仕様となりつつあります。
トレンド② デコールの多様化——「らしさ」を素材で表現する
デザインの個性化が進む現代において、デコール(表面柄)の選択肢の豊富さは、 内装材メーカーを選ぶ際の最重要基準のひとつとなっています。
フライドラー社が誇る273種類のデコールは、 この観点から見ても他の追随を許さないラインナップです。 クラシックな木目調から、現代的なコンクリート・ストーン系、 抽象的なグラフィックパターン、無地の単色系まで、あらゆる空間コンセプトに対応できます。
2026年のデコールトレンドとして特に注目されているのは、以下の方向性です。
バイオフィリックデザイン対応の自然素材系デコール: 木・石・土・葉など、自然のテクスチャーを精緻に再現した柄が急増しています。 都市部のオフィスや商業施設において、「自然とのつながり」を感じさせる空間づくりへの需要が高まっており、 リアルな木目や石目のデコールがその核となっています。
ニュートラルカラーの精緻化: ホワイト・グレー・ベージュといったニュートラル系は定番ですが、2026年はそのトーンの精緻化が進んでいます。 単なる「白」ではなく、わずかにウォームを帯びた白、クールグレーとウォームグレーの使い分けなど、 ニュアンスの差が空間の品格を左右する時代になっています。 フライドラー社のカラーラインナップはこうした細かなトーン設計に対応できる奥行きを持っています。
ダークトーンの復権: ネイビー・チャコール・ディープグリーンといったダーク系の内装材が、 ラグジュアリー空間やプレミアムリテールで注目を集めています。 重厚感と洗練を同時に演出できるダークトーンは、 特に壁面・カウンター・什器への採用が増加傾向にあります。
トレンド③ 機能と美の統合——「性能を持つデザイン」へ
デザイン性だけでなく、機能性を備えた内装材へのニーズは、 2020年代を通じて急速に拡大してきました。2026年においては、これが「あれば良い」ではなく 「なければならない」要件へとシフトしています。
フライドラー社の高圧メラミン化粧板(HPL)は、その代表格です。 表面硬度・耐傷性・耐湿性・耐汚染性といった物理的スペックの高さに加え、 抗菌・抗ウイルス機能を備えたラインナップも展開されています。 つまり、デザインの自由度を損なうことなく、高い機能性を両立できる素材として プロフェッショナルから高い信頼を獲得しています。
特に、商業施設・医療機関・教育施設・ホテルなど、不特定多数が利用する空間においては、 内装材の機能性が衛生管理・メンテナンスコスト・安全性に直結します。 美しさと機能性を同時に担保できる素材を選ぶことは、 空間の長期的な価値を守ることでもあるのです。
130年の歴史が生む、素材の信頼性
フライドラー社は1895年の創業以来、130年以上にわたって高圧メラミン化粧板の開発・製造に携わってきたオーストリアの老舗メーカーです。 その長い歴史は単なる年数ではなく、素材に対する深い知見と、 時代ごとのニーズに応え続けてきた実績の積み重ねです。
木材産業が盛んなオーストリアの自然環境のなかで、素材本来の美しさを引き出す技術を磨き続けたフライドラー社は、 現在もヨーロッパを中心に世界各国のデザイナー・建築家から選ばれ続けています。 そのプロダクトが持つ品質の一貫性と、バリエーションの豊かさは、 「長く使える内装材」を探すプロフェッショナルにとって、大きな安心感のひとつとなっています。
また、フライドラー社は環境への配慮においても先進的なスタンスを取っています。 FSC認証材の使用やVOC排出量の管理など、サステナブルな素材調達と製造プロセスを実現しており、 環境意識の高まりとともに、その姿勢への評価も高まっています。
デザイナーが内装材を選ぶ際の3つの視点
2026年のトレンドを踏まえたうえで、デザイナーとして内装材を選定する際には、以下の三つの視点を整理しておくことをお勧めします。
① 空間コンセプトとの整合性: テクスチャー・デコール・カラーが、その空間が伝えるべきストーリーと一致しているか。 内装材はそれ単体で評価するのではなく、空間全体のなかでどう機能するかで判断することが重要です。
② 使用環境への適性: 商業・医療・住宅・ホテルなど、用途によって求められる機能性は大きく異なります。 耐久性・耐湿性・清掃性・防火性など、使用環境に応じた性能要件を事前に整理したうえで素材を選定しましょう。
③ 長期的なメンテナンス視点: 美しく仕上がっても、数年で劣化したり、清掃が困難であれば空間の価値は損なわれます。 フライドラー社のHPLのように、高い表面性能を持つ素材を選ぶことは、 長期にわたるクライアントの満足度にもつながります。
サンプルで「触れて」確認することの重要性
内装材のトレンドを知識として把握することは大切ですが、 最終的な判断は「実物を手に取る」体験なしには成立しません。
フライドラー社の273種類のデコール × 27種類のテクスチャーという組み合わせは、 カタログや画像だけでは伝わりきらない豊かさを持っています。 同じデコールでも、テクスチャーが変わればまったく異なる印象になります。 光の当たり方、隣接する素材との相性、スケール感——これらはすべて、実物のサンプルを通じてはじめて正確に把握できるものです。
デザイン提案の精度を高めるためにも、ぜひI&Fへサンプル請求のご連絡をいただければと思います。 プロジェクトの用途・コンセプト・スケールに合わせて、最適なサンプルをご案内します。
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