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キッチンリフォームの素材選び|既存設備との組み合わせ

空間に馴染む素材選びが、理想のキッチンへの最短ルート

キッチンリフォームを検討するとき、多くの方が「どこまで変えるか」という問いに直面します。全面的に刷新するのか、一部だけを変えるのか——。予算や工期の都合から、既存の設備や空間を活かしながら素材だけをアップデートするケースは、実は非常に多くあります。

しかし、既存設備との組み合わせを意識しないまま素材を選んでしまうと、完成後に「なんとなくチグハグな印象」になってしまうことも。本記事では、キッチンリフォームにおける素材選びの考え方と、既存設備との調和を保つためのポイントをくわしくお伝えします。

リフォームで「素材だけ変える」という選択肢

キッチンリフォームには、大きく分けて「スケルトンリフォーム」と「部分リフォーム」があります。スケルトンリフォームはキッチン全体を解体して一から作り直す方法ですが、費用・工期ともに大きな負担がかかります。

一方、部分リフォームは扉材の貼り替えや面材の交換など、表面の素材だけを変えることでキッチン全体の印象を刷新する方法です。シンクやコンロ、食洗機などの設備機器はそのまま使い続けながら、見た目だけをリニューアルできるため、コストを抑えながら高い効果が期待できます。

ただし、この「素材だけ変える」という方法が成功するかどうかは、素材の質とバリエーションにかかっています。選択肢が限られていては、既存設備のカラーやテイストとうまく合わせられないからです。

素材選びで失敗しないために知っておきたいこと

素材選びで多くの方がつまずくのは、「色」だけで選んでしまうことです。実際には、色だけでなく「テクスチャ(質感)」が空間の統一感を大きく左右します。同じホワイト系でも、マットな質感とツヤのある仕上げでは、光の当たり方や隣接する設備との馴染み方がまったく異なります。

リフォームで既存設備と素材を合わせる際には、次の3つの視点から検討することが重要です。

① カラートーンの統一

既存のシンクやカウンターがグレー系であれば、扉材もニュートラルトーンで揃えると自然な調和が生まれます。反対に、アクセントとして対照的な色を取り入れる場合は、面積のバランスに気をつけましょう。主役と脇役のバランスが崩れると、まとまりのない空間になってしまいます。

② テクスチャの方向性を揃える

高級感のあるステンレスシンクを使用しているなら、扉材も光沢感のあるものを選ぶと空間に統一感が生まれます。逆に、無垢材や塗り壁など自然素材を多用している空間には、マットなテクスチャや木目調の素材が馴染みます。素材の「触感のイメージ」を揃えることが、違和感のない仕上がりへの近道です。

③ デザインスタイルの一貫性

北欧モダン、インダストリアル、和モダンなど、キッチンのデザインスタイルを明確にした上で素材を選ぶことが大切です。スタイルが明確であれば、既存設備との組み合わせもブレにくくなります。

フライドラー社130年の歴史が生んだ、豊富な素材ラインナップ

I&Fが採用する化粧板素材は、ドイツのフライドラー社が手がけるものです。同社は1895年の創業以来、130年以上にわたって高品質な化粧板の製造・開発を続けてきた、ヨーロッパを代表するサーフェスマテリアルメーカーです。

その長い歴史の中で培われた技術力と審美眼は、素材のバリエーションにも如実に反映されています。現在提供されているラインナップは、273種類のデコール(柄・意匠)27種類のテクスチャ(表面仕上げ)。この組み合わせによって生まれる表現の幅は、まさに圧巻です。

たとえば、「ナチュラルオークの木目×マットテクスチャ」であれば、温もりのある北欧スタイルに。「コンクリート調のデコール×メタリックテクスチャ」であれば、無機質でスタイリッシュなインダストリアルテイストに。273×27という組み合わせは、どんな既存設備・空間スタイルにも対応できる、圧倒的な柔軟性を意味しています。

既存のシステムキッチンに合わせた素材を見つけたい、今の空間の雰囲気を壊さずに刷新したい——そうした細やかなニーズに応えられるのも、フライドラー社の豊富なラインナップがあってこそです。

既存設備別・素材選びの考え方

シンク・カウンターがステンレスの場合

ステンレスはクールでシャープな印象を持つ素材です。合わせる扉材は、光沢感のあるホワイトやグレー系がよく馴染みます。また、ダークトーンの木目調を組み合わせることで、モダンなコントラストを楽しむことも可能です。テクスチャは、ツヤのあるハイグロスや、細かい凹凸のあるリアルな木目仕上げがステンレスの質感と好相性です。

人工大理石カウンターの場合

ホワイト系の人工大理石はやわらかく上品な印象があります。扉材には、マットなホワイトや淡いグレー、ベージュ系を合わせると、空間全体に統一感が生まれます。木目柄を取り入れる場合は、明るいナチュラル系のトーンを選ぶと、やわらかい雰囲気を崩さずにまとまります。

既存扉がツヤあり仕上げの場合

部分的にリフォームする際、既存の扉がツヤあり仕上げであれば、新しく設置する扉材も同じツヤ感で揃えることが基本です。異なるツヤ感が混在すると、意図しないちぐはぐ感が生じてしまいます。フライドラー社の27種類のテクスチャの中から、既存のツヤ感に近いものを選ぶことで、継ぎ目のない自然な仕上がりが実現します。

タイル壁・モルタル壁がある場合

キッチンの壁にタイルやモルタルなど無機質な素材を使用している場合、扉材にも同じく無機質なテイストを取り入れると空間にまとまりが生まれます。コンクリート調やストーン調のデコールは、こういった空間に非常によく馴染みます。一方で、木目調の温かみある素材をアクセントとして取り入れることで、無機質な空間に程よい温度感を加えることもできます。

「サンプルで確認する」ことの重要性

素材選びで見落とされがちなのが、「実物サンプルで確認する」というプロセスです。画面上や印刷物で見る色・質感と、実際の素材とでは、光の当たり方や隣接する素材との見え方が異なることがあります。

特にテクスチャは、手で触れてみることで初めて分かる情報が多くあります。マットと感じていたものが実際には半光沢だったり、凹凸が想像より深かったりすることも。実物のサンプルを既存のシンクやカウンターのそばに置いて確認することが、後悔のない素材選びにつながります。

I&Fでは、豊富なサンプルをご用意しております。気になる素材はぜひ実際にご覧いただき、既存の設備と並べてイメージをご確認ください。プロのアドバイザーが、お客様の空間や既存設備に合った最適な素材選びをサポートいたします。

まとめ:素材選びの自由度が、リフォームの完成度を決める

キッチンリフォームにおける素材選びは、単なるデザインの好みの問題ではありません。既存設備のカラーやテクスチャ、空間全体のスタイルとの調和を考えながら選ぶことで、初めて「美しく、使いやすく、長く愛せるキッチン」が完成します。

フライドラー社の130年以上の歴史に裏付けられた273種類のデコールと27種類のテクスチャは、その自由度を最大限に広げてくれる存在です。どんな既存設備にも、どんな空間スタイルにも対応できる素材の豊かさこそが、I&Fのキッチンリフォームの大きな強みのひとつです。

「素材をどう選べばいいかわからない」「既存の設備と合うかどうか不安」——そんなお悩みはぜひI&Fへご相談ください。理想のキッチンへ向けて、最適な一手をご一緒に考えます。

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